CFD取引とは?わかりやすく解説|初心者が知っておくべき基礎知識

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CFD取引ってなに?なんだか難しそう。初心者にもわかりやすく説明してほしい

そんなあなたに初心者が知っておくべきCFD取引について説明するぞ。

オオカミ部長

CFD取引とは?わかりやすく解説

CFD取引とは「差金決済取引(さきんけっさいとりひき)」のことです。

“Contract For Difference”の略になります。

日経平均などの【株価指数】や原油などの【商品】を、少ない投資資金(証拠金)を預けるだけで取引が可能な取引です。

みなさんが聞いたことがある「FX」も【通貨】を取引するCFD取引になります。

CFD取引とは?どのような投資なのか

CFD取引とはどのような投資なのか

Amazonの株に投資する場合を例に説明します。

通常の株取引を行う場合は

  1. Amazonの株の値段(3000ドル)で株を購入します
  2. その後Amaznoの株が値上がり(3600ドル)したので株を売却します
  3. 【購入額】3600ドル-【売却額】3000=【利益】600ドルとなります

いっぽうでCFD取引を行う場合は

  1. Amazonの株の1/5の値段(600ドル)の【証拠金】を証券会社に預けます
  2. その後Amaznoの株が値上がり(3600ドル)したので決済をします
  3. 【証拠金】600ドル+【利益】600ドルが出金できます

2つの違いは

通常の株取引の場合

Amazon株の値段の資金3600ドルが必要

なのに対して

CFD取引の場合は差金決済取引なので

CFD取引の場合

Amazon株の値段の1/5の資金600ドルでOK

ということが違いになります。

CFD取引の特徴5つ

投資には先物や株、投資信託などたくさんの資産運用があります。

CFD取引もその中のひとつですが、どのような特徴があるのでしょうか。

くわしく解説していきます。

特徴1:たくさんの銘柄に投資できる

株式投資なら株、先物なら商品や株価指数など投資する銘柄が決まってきます。

しかしCFDでは証券会社で異なりますが

  • 【外国株】Amazon、Apple、Google、アリババなど
  • 【株価指数】日経平均、NYダウなど
  • 【商品】原油、金、銀、天然ガスなど
  • 【通貨(FX)】ドル、円、ユーロ、ポンドなど
  • 【その他】ETF、債権など

1万種類以上の投資対象に投資することができます。

特徴2:リスクとひきかえに資金以上(最大25倍)の取引が可能

CFD取引では「レバレッジ」をかけて

資金以上(最大25倍)の取引が可能となっています。

※最大レバレッジは証券会社・投資銘柄によって異なります

「レバレッジ」とは「てこ」のことで

実際の運用額よりも小さな証拠金を預けるだけで取引ができる仕組みになります。

具体例で見ていきましょう。

Amazonの株(3000ドル)を買う場合

通常の株取引の場合

Amazon株の値段の資金3600ドルが必要(レバレッジ1倍)

CFD取引(レバレッジ5倍)の場合

Amazon株の値段3600ドル÷5(倍)=600ドルの証拠金で取引可能

このように実際の取引に必要な資金の最大25分の1で取引ができることになります。

実際に必要な投資資金以上で取引ができるため、

トレンドや優位性があるトレードが出来れば大きく資金を増やせる可能性がありますが

資金管理がずさんだったり、トレードの技術が未熟であればすぐに資金を失うリスクもあります。

特徴3:売りから入る取引が可能

CFD取引では売り(ショート)から入る取引が可能です。

株の信用取引などでも売りから入ることは可能ですが「貸株料」といったコストが余計にかかります。

その点CFD取引では売りや、買いに掛かる取引コストは同じで相場が下がると思えば売り(ショート)で気軽にエントリーすることができます。

特徴4:平日ほぼ24時間取引が可能

CFD取引は平日のメンテナンス時間を除くほぼ24時間取引が可能です。

※取引時間は証券会社・投資銘柄によって異なります

「サラリーマンで日中はトレードが出来ない」

といった方でもCFD取引なら帰宅後でもトレードができます。

また日本の祝日であっても取引が可能なので

株などの取引時間外の相場の急変にも対応することが出来ます。

特徴5:配当相当額の受け取り(支払い)がある

CFDには各証券会社や銘柄によって名前は違いますが、

配当相当額の受け取り(または支払い)があります。

FXをしている方なら「スワップポイント」と同じと考えてもらってもかまいません。

短期的な値上がりで利益をあげるだけでなく、配当相当額で利益を出すことも可能です。

また配当相当額は「レバレッジ」によって最大25倍にまで増やすことも可能です。ただしレバレッジを増やすとリスクも増加するので注意が必要です。

CFD取引の税金について

CFD取引で利益が出た場合の税金ですが、

年間20万円以上の利益が出た場合確定申告の必要があります。

株取り引きと異なり、特定口座(源泉徴収口座)が開設できないためサラリーマンであっても確定申告をする必要があるのです。

一方で年間20万円以下の利益の場合は申告が免除となります※。

※給与収入が年間2000万円を超えない方で会社が年末調整をしている方

掛かる税金は株取引と同じ「20.315%」の税金が掛かります。

CFD取引は仮想通貨や株取引と損益通算はできません。

ただしFXや先物、オプション取引とは損益通算することができます。

計上できます。

【CFDでの利益】-【必要経費】=20万円以上の場合に確定申告が必要になります。

CFD取引の始め方

CFD取引のことは分かったけど、どうやって始めればいいのか教えて

そんなあなたに次はCFD取引の始め方を説明するぞ。

オオカミ部長

まずはデモ口座で取引してみよう

いきなり本口座を開設してもかまいませんが、CFD投資はレバレッジが掛けれるためリスクが高い投資になります。

不安な方はまずはデモ口座から始めましょう。

おすすめのデモ口座の開設方法の開設記事はこちら↓↓

【GMOクリック証券】CFDデモトレード・口座開設のやり方を解説します

本口座の開設

デモ口座で取引に慣れたら本口座を開設します。

おすすめの口座の開設方法は下記記事で解説しています↓↓

【GMOクリック証券】CFD口座開設方法を初心者向けに解説します

好きな銘柄を取引する

口座が開設できたら、好きな銘柄を取引していきます。

【外国株】や【株価指数】や【商品】など様々な銘柄が取引可能です

ぜひ色々な銘柄にチャレンジしてみてください。

まだどの銘柄を取引していいのかわからないという方は

おすすめの銘柄と投資方法を解説していますので参考にしてください

GMOクリック証券CFDのおすすめ銘柄5選【初心者必見】

CFD取引とは?まとめ

ここまでCFD取引について解説してきました、いかがでしたでしょうか?

CFD取引は最近できた比較的新しい投資方法です。

24時間トレードが可能であったり、手軽に売りから入ることができるなどメリットもありますが、レバレッジをかけれることで大きなリスクもあります。

皆さまはメリットだけではなくリスクも考慮した取引で利益をあげてください。

CFD取引とは?まとめ
  • CFD取引とは「差金決済取引(さきんけっさいとりひき)」のこと

CFD取引は5つの特徴がある

  1. たくさんの銘柄(1万種以上)に投資できる
  2. 資金以上(最大レバレッジ25倍)の取引が可能
  3. 売りから入る取引が可能
  4. 平日ほぼ24時間取引が可能
  5. 配当相当額の受け取り(支払い)がある