CFDとは何?SBI証券の「くりっく株365」を初心者向けに解説

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

CFDに興味がある人

CFD取引とは何?SBI証券で取引できる「くりっく株365」を初心者にもわかるように教えてほしい。

そんなあなたのために、知っておくべきCFDの基礎と、SBI証券のCFD取引の「くりっく株365」を初心者向けに解説するぞ。

オオカミ部長

CFDとは何?SBI証券の「くりっく株365」とは?

CFD取引とは?

CFD取引とは「差金決済取引(さきんけっさいとりひき)」のことで

“Contract For Difference”の略になります。

株(ETF)や投資信託と異なる点は実際の現物(株券など)のやりとりはせずに、売買による差金(差額)のみを決済する取引のことです。

ブタさん

差金のみの決済?もっとわかりやすく教えて。

わかった、実際の取引を例に解説していくぞ。

オオカミ部長

実際の取引の例

日経平均(2万3000円)を100単位購入する場合

通常の株(ETF)で購入する場合

  1. 日経平均の株(ETF)を2万3000円×100単位=230万円で購入します
  2. 日経平均が2万4500円に値上がりしたので245万円で売却します
  3. 245万円-230 万円=15万円の利益

CFD取引(くりっく株365)の場合

  1. くりっく株365で日経225を1枚(230万円分)分の証拠金15万円をSBI証券に預けます
  2. 日経平均が2万4500円に値上がりしたので決済します
  3. 証拠金15万円+利益(差金)15万円が出金できます

2つの違いは

通常の株(ETF)で購入する場合

2万3000円×100単位=230万円 必要

なのに対して、CFD取引の場合は差金決済取引なので

CFD取引(くりっく株365)の場合

証拠金15万円だけでOK

ということが大きな違いになります。

ブタさん

差金のみの決済なので少ない投資資金でも多くの利益を上げることができるのがメリットなんだね

そうだ、ただしメリットだけ見ていてはダメだぞ。知らなければ大変なことになるリスクもあるので次から解説していくぞ。

オオカミ部長

CFD取引のリスク

CFD取引のメリットは少ない資金で多くの利益を上げることが出来る点ですが、デメリットもあります。

それは証券会社に預けた「証拠金以上の損失が発生する場合がある」という点です。

実際の取引を例に解説します。

実際の取引の例
  • 日経225(2万3000円)を1枚(100単位)購入する場合
  • 最低必要証拠金15万円のみを預けて取引

次の日の日経平均の価格が下がると「追証(おいしょう)」といって証券会社に預けた「証拠金に追加入金」が必要になります。

翌日の日経225価格 追証額
2万5000円 0
2万4000円 0
2万3000円 0
2万2000円 -10万円
2万1000円 -20万円
2万円 -30万円

このように最低必要証拠金しか入金しないと少しでも価格が下がると追証が発生することになる。

オオカミ部長

追証が入金が出来ない場合は次の日に強制決済されてしまいます。

この「追証」を防ぐためには最低必要証拠金15万円のみではなく余裕をもった証拠金を預けておく必要があります。

もし、日経225が2万円になっても「追証」にならないためには

最低必要証拠金15万円+30万円以上の証拠金が必要になります。

証拠金によっては日経平均が1万円になっても追証が発生しないようにもできるぞ。各自の取れるリスクによって証拠金を調整してくれ。

オオカミ部長

くりっく株365とは?

つぎは「くりっく株365」について解説するぞ。

オオカミ部長

CFD取引には2種類の形式があります

「取引所CFD」「店頭CFD」です

くりっく株365は「取引所CFD」になります。

2つの違いを以下にまとめました。

  取引所CFD
(くりっく株365)
店頭CFD
取引先 東京金融取引所 各証券会社
レバレッジ 相場により変動 固定
銘柄数 4銘柄 証券会社によって異なる
(最大1万銘柄以上)
取引可能時間 ほぼ24時間 証券会社によって異なる
(ほぼ24時間)
投資家保護 投資者保護基金の対象
(1000万円まで)
全額信託保全
手数料 156円/枚 証券会社によって異なる
(ほぼ無料)
取引価格 複数のマーケットメイカーの中で最も投資家に有利な価格 証券会社により提示された価格
取引期限 最長1年(2020年9月~) 証券会社によって異なる
(無期限もあり)

一番の違いは取引期限だ。くりっく株365は2020年9月頃から新しい新商品を上場する取引期限が最長1年に設定されている。

オオカミ部長

ブタさん

長期投資はできない商品ということだね

そうだ、長期投資をするならGMOクリック証券のような店頭型のCFDETFなどを購入する必要がある。

オオカミ部長

つぎはSBI証券での「くりっく株365」の口座開設の流れを解説していきます。

SBI証券の「くりっく株365」の口座開設の流れ

SBI証券の総合口座開設(すでに持っている方はSTEP.2から)

SBI証券の公式ページから証券総合口座を開設します。

初回ログイン後CFD口座開設

ログイン後、ホームページ右側の「お取引・口座開設」の欄

「CFD(くりっく株365)」の開設ボタンをクリック

別画面に移動するので、

CFD(くりっく株365)取引口座開設はこちらを選択

職業・投資経験に関する質問と取引ルールの確認

職業・投資経験等に関する質問

取引ルールの確認をして

同意して次へをクリック

各書面の電子交付サービスの内容確認

各書面の電子交付サービスの内容確認して(入力項目はありません)

同意して次へをクリック

CFD(くりっく株365)口座開設完了

以下の画面が出てくればCFD(くりっく株365)口座開設完了です

下のボタンからCFD(くりっく株365)口座へ振替

CFD(くりっく株365)取引サイトで取引となります。

以上がSBI証券の「くりっく株365」の口座開設の流れでした。

CFDとは何?SBI証券の「くりっく株365」まとめ

最後にCFDとは何か、SBI証券のCFD取引の「くりっく株365」のまとめだ

オオカミ部長

まとめ
  • CFDとは実際の現物(株券など)のやりとりはせず差金(差額)のみを決済する取引のこと
  • CFD取引のリスクは「証拠金以上の損失が発生する場合がある」という点
  • くりっく株365の新しい新商品は取引期限が最長1年に設定されている(は2020年9月頃から上場予定)

以上がCFDとは何?SBI証券の「くりっく株365」の紹介でした。

CFD取引はリスクがある半面、リスクをコントロールできれば少ない資金でも大きな利益を上げることができる商品です。

ぜひ余裕をもった証拠金で取引にチャレンジしてみてください。