ブタさん
オオカミ部長
著者は投資を始めて9年になる個人投資家です。
初心者の頃は投資に関する本を読みあさり、
その中で本に書いてあることを鵜呑みにして当時の投資資金100万円の半分の50万円以上の損をしたこともあります。
また、お金以上に貴重な「時間」を無駄にもしてきました。
そこで本記事では著者が「初心者の時に読みたかったおすすめの投資本20選」を紹介していきます。
目次
初心者におすすめの投資本ランキング
1位:インベスターZ
ブタさん
オオカミ部長
インベスターZの著者三田紀房さんはドラゴン桜などで有名な漫画家です。
投資初心者のうちは専門用語などが出てくる投資本よりも、漫画でわかりやすく説明されている本書などで勉強すると理解が早まります。
インベスターZでは投資に無縁だった主人公財前孝史がひょんなことから「投資部」に入ることから物語が始まるという内容です。
投資初心者にもわかるように物語が構成されているので楽しみながら投資について知ることができます。
2位:漫画 バビロン大富豪の教え
オオカミ部長
ブタさん
オオカミ部長
漫画 バビロン大富豪の教えの原書は世界で1000万部を超す大ベストセラーとなった本です。
富を得るために必要な「5つの普遍的な法則」を学ぶことができます。
投資を始める前にぜひ読んでおきたい1書です。
3位:金持ち父さん 貧乏父さん
オオカミ部長
本書では主人公が金持ち父さん(友人の父親)と貧乏父さん(実の父親)との2人に育てられるのだが、二人の父親が真逆のことを教えるのでマイクは困ってしまう。
貧乏父さんは教師をしており頭が良いがお金に困っている。
金持ち父さんは中卒だが会社を経営しており、豊かな暮らしをしている。
この二人の違いはなぜなのか?そして主人公はどちらの言うことを聞くべきなのか・・・このような冒頭から物語が始まる。
この本で学べることは「お金のために働く」のではなく、「お金に働かせる」方法を学ぶことができます。
4位:知らないと損する 池上彰のお金の学校
オオカミ部長
経済にまつわるお金をわかりやすく解説しています。
お金の歴史、銀行、投資、保険、税金、ギャンブルなど知っているようで知らないお金の仕組みが分かるようになります。
投資に必要な世の中のお金の流れを理解するのにおすすめな1冊です。
5位:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
オオカミ部長
国債の買い方からNISA、年金と確定拠出年金など
誰でもできるお金の運用術の紹介がわかりやすく紹介されている本です。
他の本にはあまり書かれていない以下のような話題にも突っ込んで解説されています。
- 外貨預金は銀行のカモになる
- 医療保険に入る必要はない、これだけの理由
- 本当に国債は損しないんですか?
難しい話は置いておいて、具体的なお金の運用術が1冊にまとまった本が欲しいという方におすすめです。
6位:本当の自由を手に入れる お金の大学
オオカミ部長
投資で稼ぐということだけではなく
- 貯める:格安SIMや保険、車の見直し
- 稼ぐ:転職や副業など
- 増やす:株式、不動産投資
- 守る:貯めた資産を守る方法
- 使う:お金で人生を豊かにする方法
など、人生でお金に対する向き合い方まで考えさせてくれる本です。
格安SIMや副業など最近話題のテーマを取り扱っているので、今から投資を始める方におすすめの1冊です。
7位:世界のお金持ちが実践するお金の増やし方
オオカミ部長
投資系Youtuberで人気な高橋ダンさんの著書
ヘッジファンド会社を共同設立した経験やアメリカのコーネル大学を卒業した経験から日本と海外の視点で新たな投資スタイルを提案している
他の投資本とは違う以下のような考え方が書かれている
- 長期投資と短期投資を行う。長期投資は「株式」「国債」「コモディティ」をバランス良く取り入れ、短期投資はハイリターンを狙う
- インデックスファンドよりも低コストなETFを利用する
- ニュースよりも金融市場のデータを先に確認する
投資初心者でもできるデータの見方、金融商品の選び方が書かれているので本書を読んで即実行できる内容になっています
8位:デイトレード
オオカミ部長
「デイトレード」という題名ですがデイトレードに関する小手先のテクニック本などではありません。
投資に対する心構えや普遍的な原則が書かれています。
例えば、このようなフレーズです
株式を取引するのではなく、人を取引せよ
デイトレーダー
初心者の頃私はこのフレーズをみても「当たり前のことが書いてあるな」と思っただけでした。しかし、数年後投資で負けて、その後ようやく勝てるようになって初めてこの言葉の意味がわかるようになりました。
投資初心者の頃にこの本を読んでおくことで、投資で負けた際に正しい方向へと導いてくれるような1冊です。
9位:投資の大原則
オオカミ部長
現在つみたてNISA、iDeCoなど国が長期投資を効率的に行える制度を拡充しています。
しかし、投資初心者のうちは
- 「どんな投資先に投資すればいいのか?」
- 「アクティブファンドとインデックスファンドどちらがいいのか」
- 「年齢に応じたポートフォリオはあるのか?」
など知らないことが多いと思います。
そのような初心者の方に長期投資の本をおすすめするならこの1冊です。
長期投資の考え方や具体的な投資先を理解することができます。この本を読んでから長期投資をすることで途中でやめたりすることなく長期投資を続けることができるようになります。
10位:投資で一番大切な20の教え
オオカミ部長
具体的な投資のテクニックが書かれているわけではなく、投資哲学や投資に対する思考方法について記載されています。
投資は「良いものを買う」ことではなく、「ものをうまく買うことで成功する」
投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識
これは初心者がよくやりがちなミスで「この企業は業績も良く、新製品も売れているからこの企業の株を買おう」と思って株を買ってしまうことがあります。
しかし、業績も良く、皆が注目している企業であればすでに株価が上がっておりそこからの上昇余地が無い場合があります。
良いもの(良い企業の株)を買うことは重要なのですが一番重要なのは「うまく(安く)買う」ということが重要なのです。
このような投資の常識を初心者がミスをする前に学ぶことが出来る1冊です。
11位:父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
オオカミ部長
この本に書かれていることはシンプルで誰でも実践ができる内容です
経済的自立とはどういうことなのか、お金を稼ぐことであると同時に控えめに生きることが重要であるという大切なことを改めて教えてくれる良書
また、他のインデックス投資本にはない以下の考え方も詳しく解説されており、他のインデックス本を読んでいる方も、知識の幅を広げることができる1冊となっている
- 暴落相場での考え方(暴落は必ず起こる)
- 取り崩し4%ルール(セミリタイヤ時の資産を維持方法)
12位:お金は寝かせて増やしなさい
オオカミ部長
他のインデックス投資本と異なる点は、一般的な理論だけではなく実際にインデックス投資を行ってきた著者だからわかるインデックス投資の難しさや当時のメンタルなどが詳細に書かれている点です
リーマンショックでは当時の資産の53%を失うという大暴落を経験しましたが、この困難を乗り越えた結果の資産が実数で記されています
リーマンショック以外にもギリシャ・ショックや東日本大震災など様々な暴落を経験してきた著者が本書で繰り返し述べているのが「売りたくなった・辞めたくなった」ときの対処法です。
インデックス投資をしていて、売らずに我慢する方法を学びたいなら買って損はない1冊です
13位:日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
オオカミ部長
主人公の「隆一」が投資の「先生」と出会うことで物語が始まる。この二人の対話形式で物語が進行していくのですんなりと話の内容を理解することができます
また、他のインデックス投資本では省略されていることが多い「なぜ(インデックス)投資は有効なのか」という根拠を資本主義や金融市場の成り立ちから説明しており、投資をしたことが無い人でも理解できるようになっています
過去200年前に株、債権、金、ドルに投資していたら今いくらになっているのか
50歳から5000万円を作る方法などきちんとしたデータから解説もされているので是非読んでみてください
14位:ウォール街のランダム・ウォーカー
オオカミ部長
NISAやiDeCoなど「インデックス投資」をしている方なら必ず読んでおきたい1冊
内容は少し難しいが、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、データを示してしっかり説明している
また近年話題となった仮想通貨などの「バブル」についても、過去にあったチューリップやITバブルを例に面白く解説しているため、読み物としてたのしめる1冊となっている
15位:敗者のゲーム
オオカミ部長
投資の世界ではゼロサムゲームと、プラスサムゲームがある
ゼロサムゲームとは株のデイトレード、FXなどで
儲かっている人と損している人がいるが新たな価値は生み出しておらず参加者全員で考えてみると全く儲からないゲームであるといっている
一方でプラスサムゲームは株式への長期投資(インデックスファンド)でこれは企業が株主から得た資金で事業を行うことで利益を出し新たな価値を生み出してくれるので、参加者全員が儲かる可能性のあるプラスサムゲームに参加する必要があると言っている
16位:億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
オオカミ部長
伝説の投資家ウォーレン・バフェットが会長兼CEOを務めるバークシャー・ハサウェイの50年間の年間平均リターン(複利)は約20%と驚くべき数字である
なお同時期のS&P500のリターン(複利)は、年間平均9.9%なのでいかにこの数字が驚異的かがわかる
そんなウォーレン・バフェットの投資法は「バリュー投資」と呼ばれている
その手法は、実際の価値よりも割安に放置されている株を購入し、本来の価値に戻った時に売却して利益を得る投資手法のことで本書では詳細にその手法が解説されている
本書では「基礎編」と「応用編」の2段構成で成り立っているが、初心者のうちは「基礎編」さえ理解できればOKです
応用編は株式投資に慣れていってから徐々に読み進めるといいでしょう
17位:ウォーレン・バフェット 成功の名語録
オオカミ部長
伝説の投資家ウォーレン・バフェットは様々な名言を残しています
本書は投資家ならウォーレン・バフェットを知らなくても聞いたことがある有名な名言から、あまり知られていない名言まで全部で103つの名言を解説した本となっています
難しい理論や数式が無いので初心者でも簡単に読み進めることができます。
第12位の「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」と合わせて読みたい1冊です
18位:ピーターリンチの株で勝つ
オオカミ部長
13年間で20倍以上という驚異的な投資成果を上げた、証券アナリストピーター・リンチの投資哲学が書かれている
その投資哲学は株式市場が上がるか、下がるかは関係が無く以下の6つのカテゴリーに分けた銘柄をそれぞれの特性にあわせて取引するというものです
- 低成長株
- 優良株
- 急成長株
- 市況関連株
- 業績回復株
- 資産株
またその他にも、避けるべき株や、PER(株価収益率)の使い方など株に関する項が多岐にわたって解説されています
19位:マーケットの魔術師
オオカミ部長
トップトレーダー17名の投資方法や思考方法をインタビュー形式でまとめられた本で当時のそれぞれのトレーダーの心境や投資に対する哲学が学べる
先物やFXや株など取引の市場は様々で各トレーダーの手法も様々なのですが、読み進めていくと不思議と共通している思想が出てきます
それを知るだけでも価値のある1冊と言えるでしょう
20位:ファスト&スロー(上)(下)
オオカミ部長
これは投資本ではありません、「行動経済学」という「人はなぜ合理的に行動ができないのか?」という点に注目した学問です
この「行動経済学」を学ぶことで
- 投資初心者の9割がなぜ負けるのか
- 損切りをしないとわかっているのになぜ損切りが出来ないのか
- なぜある銘柄や投資法に固執してしまうのか
という点が意思決定過程における誤り(バイアス)から起こるものであるということを理解することができます
本書で述べられている「プロスペクト理論」は有名で「人は今持っているものを基準に行動の選択をする」という傾向があります
市場のその時の価格ではなく「自分が買った値段(建値)」を基準に上がった・下ったと判断していませんか?
この本はそのような自分自身のバイアスを見つめ直すきっかけとなることでしょう
投資本が無料で読める?
ブタさん
オオカミ部長
Amazonの電子書籍「Kindle」の書籍が月額980円で読み放題になるKindle Unlimitedでは初回30日間無料体験ができます
1位の「インベスターZ」や2位の「バビロン大富豪の教え」などは無料で読めるので試しに使ってみるのもいいかもしれません